「日本の映画監督トップ5」紹介します!
映画って、同じ作品でも観る人によって受け取り方が違っていて、何度も観返すたびに新しい発見があるのが魅力ですよね。
そんな奥深い映画の世界をつくり出しているのが、“監督”という存在。
まさに映画の心臓とも言える人たちです。
今回ご紹介するのは、私自身が「この人の映画に出会えてよかった…!」と思える監督たちばかり。
「次にどの作品を観ようかな?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです♪
監督ランキング1位: 黒澤明
世界の映画界を変えた、まさに伝説の日本人監督!
・『七人の侍』(1954)
・『羅生門』(1950)
・『影武者』(1980)
・『生きる』(1952)
・『乱』(1985)
私自身、初めて『七人の侍』を観たとき、その迫力と演出に圧倒されて、「映画ってこんなに力強いんだ…」と衝撃を受けました。
それが白黒映画だなんて信じられないくらい、今観ても色あせないエネルギーがあります。
黒澤明監督は、『羅生門』でヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞し、日本映画が世界に認められる大きなきっかけをつくりました。
特に『七人の侍』は、アクション映画や西部劇、『荒野の七人』にも影響を与えた作品として有名です。
スティーブン・スピルバーグやマーティン・スコセッシ、ジョージ・ルーカスといった世界の名監督たちも「黒澤映画に影響を受けた」と語っており、その影響力の大きさは計り知れません。
黒澤明監督が影響を受けた海外の監督
- ジョージ・ルーカス(スター・ウォーズ)
- スティーブン・スピルバーグ(ジュラシック・パーク)
監督ランキング2位: 小津安二郎
日常の美しさを描く日本の監督
- 『東京物語』(1953)
- 『晩春』(1949)
- 『秋刀魚の味』(1962)
黒澤明監督の映画が「ダイナミック」だとしたら、
小津安二郎監督の映画は「静かに染みわたる」ような美しさがあると私は感じます。
派手な展開や大事件が起きるわけではないけれど、
家族の会話や沈黙の間ににじむ「人の温かさ」や「切なさ」が、じわ〜っと胸に届くんです。
特に『東京物語』は、何度観ても味わい深くて、観る年齢や人生経験によって感じ方が変わる名作。
世界の映画監督が選ぶランキングでも、常に上位にランクインしています。
「ローアングル(畳目線)」「固定カメラ」「ゆっくりとした間」など、他の誰にも真似できない演出スタイルで、今なお世界中の映画人に影響を与え続けています。
小津安二郎監督が影響を受けた海外の監督
- レオ・マッケリー(哀愁の湖)
- フランク・ボーズーシ(第七天国)
- テッド・ワイルト(スピード)
監督ランキング3位:宮崎駿
日本が誇るアニメ映画のレジェンド
・『千と千尋の神隠し』(2001)
・『となりのトトロ』(1988)
・『もののけ姫』(1997)
・『風の谷のナウシカ』(1984)
・『ハウルの動く城』(2004)
「ジブリ映画」といえば宮崎駿!
私が子どもの頃に初めて観た『となりのトトロ』。
あのふんわりとした世界観とトトロの優しさに、怖がりな私は一気に救われました。
大人になった今でも観るたびに「あの頃の気持ち」を思い出せるんですよね。
ジブリ作品といえば、もちろん宮崎駿監督。
宮崎作品の魅力は、ファンタジーに見えて実はとても現実的なところ。
たとえば『もののけ姫』では自然と人間の共存(環境問題)『千と千尋の神隠し』では消費社会・経済の象徴…など、社会へのメッセージがたっぷり詰まっているんです。
子どもの頃と大人になってからではまったく違う感情が湧いてくる。
それこそが、宮崎駿監督の映画が「時代を超えて愛される」理由なのかもしれません。
宮崎駿監督が影響を受けた海外の監督
- ポール・グリモー監督のフランス映画「王と鳥」(1980年)
- グレン・キーン氏(ディズニーのアニメーション監督)
監督ランキング4位:北野武
暴力と静寂の芸術家
- 『ソナチネ』(1993)
- 『HANA-BI』(1997)
- 『アウトレイジ』(2010)
“ビートたけし”の名でも親しまれる北野武監督。
私自身、最初はお笑いのイメージが強くて「本当に映画監督としてすごいの?」と思っていたんですが、初めて『HANA-BI』を観たとき、その静けさの中にある「破壊力」に圧倒されました。
北野作品は、「暴力描写」があるのに、なぜか美しい。
セリフは少なく、時間が止まったようなシーンが多いのに、不思議と感情が揺さぶられる。
この“間”と“余白”の表現は、まさに唯一無二のセンスです。
北野武が影響を受けた海外の監督
- マーティン・スコセッシ監督(グッドフェローズ)
- コーエン兄弟(ノーカントリー)
クエンティン・タランティーノやコーエン兄弟など、ハリウッドの鬼才たちが「北野映画の影響を受けた」と語るなど、世界的にもその美学は高く評価されています。
ちなみに、北野監督自身もマーティン・スコセッシ監督(『グッドフェローズ』)や、アメリカン・ニューシネマに影響を受けたと語っており、
特に“暴力のリアルさと心理の奥深さ”を重視するスタイルに通じるものがあります。
監督ランキング5位: 是枝裕和
家族ドラマの天才
・『万引き家族』(2018)
・『誰も知らない』(2004)
・『海街diary』(2015)
是枝監督の作品には、“つくりもの”っぽさがまったくない 。
まるで本物の家族を覗き見しているような感覚になるのは、彼の独特な演出とドキュメンタリー的な撮影スタイルによるものなんです。
代表作『万引き家族』は、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞・パルム・ドールを受賞。
日本人監督では、今村昌平以来21年ぶりの快挙となりました。
また『誰も知らない』では、実際の育児放棄事件を題材にしながら、子どもたちのリアルな日常を丁寧に描き出し、主演の柳楽優弥さんは当時14歳でカンヌ最優秀男優賞を受賞しています。
ドラマ作品も多く手掛けていて、どれも映像が本当に美しいですよね。

是枝監督が影響を受けた海外の監督
- フォルカー・シュレンドルフ(ブリキの太鼓)
- マーティン・スコセッシ(エイジ・オブ・イノセンス 「汚れなき情事」」)
【番外編】福田雄一監督も好き!
ランキングには入れていませんが、実は個人的に「福田雄一」監督の作品がめちゃくちゃツボなんです!
・『銀魂』
・『今日から俺は!!』
・『勇者ヨシヒコ』シリーズ など
クセのある笑いと“間の妙”が最高で、ハマる人にはほんとにどハマりする独特の世界観が魅力!
ギャグ満載なのに、なぜかキャラが愛おしくて、観終わったあとにスッキリ元気になれるんですよね。
とくに『銀魂』の小栗旬さん×福田監督コンビは神がかっていて、あのふざけ倒した演出と熱さのバランスが絶妙…!
ちょっと疲れたとき、気分を上げたいときにぴったりの監督です。
監督ランキングまとめ
今回は、日本映画界の名監督ランキングを紹介しました!
監督 | 特徴 |
---|---|
黒澤明 | 日本映画を世界に広めた伝説 |
小津安二郎 | 静かな感動を生む名匠 |
宮崎駿 | アニメの神様 |
北野武 | 暴力と美を描く監督 |
是枝裕和 | 家族ドラマの天才 |
どの監督の作品も、それぞれに深い世界観と魅力があって、何度観ても新しい発見があります。
映画って、自分の気持ちにぴったり寄り添ってくれるときがありますよね。
「今の自分に合う作品、どれかな?」と迷ったとき、今回のランキングが少しでもヒントになれば嬉しいです。